こんにちはこた(@kotajunblog)です!
僕はつい1ヶ月ぶりくらい前に高校の時からの同級生で部活も一緒だった(テニス部でダブルスのパートナーでした)Mに僕はゲイだとカミングアウトしました。
その時の彼の反応とカミングアウトについてお伝えします。
異性愛を前提とした恋愛話
前置きですが
新生活が始まり、いろんな人と出会い、ちょっと仲良くなって来た頃の会話って大体が恋愛話のような気がします。
初対面だと聞きづらいけど、
ちょっと仲良くなるために恋愛話をするんですよね。
恋愛話ってかなりプライベートですから。
でも男性同士(女性同士でも一緒)の会話はいつもこんな感じ
こたって恋愛してる?彼女とかいるの?
・・・
こういう人の脳は本能的に
恋愛=(異性との)恋愛
っていう思考なんですよね。無意識的にだろうなとは思いますが。
その思考が悪いと言っているわけではありません。多数派が異性愛者だから無理はありません。
僕も恋愛話に付き合う時や話を仕切る時なんかは「彼女いるの?」なんて言っています。
*この質問で変な間があったり、突っかかたりすると性的なマイノリティーじゃないかなと思います。
実際僕も、その人がどんな性的指向を持っているか聞くときは彼女ではなく「パートナー」や「恋人」という言葉で置き換えて聞いています。
カミングアウトされた男性の反応は色々
僕は同級生のMと食事をしながら他愛もない話をしていると、自然に恋愛の話になった。
Mは好きな人ができて、今気になってると相談してきた。もちろん親友なので、話を聞き、悩みを聞き、いたって一般的だ。
当然その流れから、僕の恋愛は1度も聞いたことはないけどどうなんだという話になった。
僕はこれまで、カミングアウトしてきたのは主に女性だったため、異性愛者である男性との恋愛話は基本的に合わせて、当たり障りのない会話をして回避してきた笑
親しい人に嘘をつき続けることへの違和感
異性愛者の話に合わせて会話をするということは、同性愛者とは話が異なってくるから、嘘をつくことになる。
だが、親しい間柄になればなるほど嘘をつくことに罪悪感のような物を覚える。
Mとは長い付き合いで、高校卒業してからも毎月のように遊んでいる。
久々の真面目な恋愛話で、その流れから、僕はこう切り出した。
実はMにずっと言ってなかった話なんだけど、実は僕ゲイなんだ。
そうなんだ。
それってマツコと一緒?
オネエタレント=ゲイだと思われていた
Mは天然とか、頭が弱いとかそういう人ではない。でも
ゲイ=マツコみたいな人
と認識していたらしい。
詳しく聞くと、ゲイとオネエの区別がわからず、
僕の本性を女装をしてオネエ言葉で喋る
と勘違いしたらしい笑
今でこそ笑って話ができるが、もっと影響力のある人(政治家や芸能人など)がそのように勘違いが蔓延してしまったら、ゲイに対する偏見が凄まじいことになってしまいそうだ。
メディアに登場するのは面白いオネエタレントであるから、Mはメディアの影響を受けていたようだ。
LGBTという言葉は知っている
Mは知識として「LGBT」という言葉は知っていた。
しかも、
LがレズビアンでGはゲイでBはバイセクシャルで、Tはトランスジェンダーでしょ!
全部知っていた。
でも、詳しい中身を知らなかったらしい。
実際僕も、レズやトランスジェンダーの方やその他の性についての知識は乏しい。こう考えると、いくら認知されていると言ってもその認知は
表面的にすぎない
ということがわかる。
そんな環境の中で、私はLGBTです!と言われても戸惑ってしまう方がいることは起こり得るし、完全な理解はないと思う。
男女でも完璧な理解というものは存在していない訳でから、LGBTに対して完全な理解を求めている訳ではない
ジェンダーよりも一個人
あくまでも僕の理想ではあるが、
ゲイだから、異性愛者だからというジェンダー基準の枠組みで見るのではなく、1人の人間として、その人を見ることができる人でありたい。
ただ、僕もジェンダーを前提(無意識的に)に人をジャッジしてしまうことがあるので偉いことを言えた立場ではない笑
まとめ(僕が読んだ書籍)
同性婚を実現させようと、活動されている方がメディアでは大きく取り上げられていますね。
そういって活動を通して性的マイノリティーのことを少しでも知ってもらい、将来的には全ての人がジェンダーを意識することなく生活できればと感じます。
ジェンダーに関して、わかりやすく、丁寧に説明している書籍を見つけました。僕もこの本から得た知識は多いです。イラストや図を用いたり、信頼性の高い情報を引用していてとても良い書籍だと感じました。
内容はLGBTのことに限らず、ジェンダーに関して(女性問題や家族問題など)幅広い問題を取り扱っています。
リンクを貼っておきますね。
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